「わからない」が言える授業、とは?

わからないが言えることは、大切なこと。

そのためには、「わからない」をわかる必要があるからです。

今の時代、動画配信サイトの普及で、なんでも映像として見聞きすることができます。
映像での体験を、あたかも実体験のように思い込んでしまいがちです。

しかし、実際の体験と映像による擬似体験は、全く違ったものです。

擬似体験いよって、「わかったつもり」になってしまうことが、もっとも恐いと考えています。
「わかったつもり」になってしまうと、「わからない」が消えてしまいます。
つまり本当の理解には、「わからない自分」をまずは自覚することが最も大切になるのです。

「わからない」がわかること。

そこから、学びをスタートすべきなのです。

授業で説明をしていると、よく「知ってる」という発言を耳にします。
「知っているなら説明してください」というと、みんな口を黙ます。

「知っている」ことと、「見たことがある」ことは違います。
「見たことがある」ことを「知っている」と誤解することは、「わからないの自覚」と同じことだと思っています。

学びは知らないことがあるから始まります。
「わかっているつもり」や「知っているつもり」は、学びを阻害するとても危険が発想です。

「つもり」をなくすことができて、初めて本当の学びが始まると考えています。

2年生最後の授業は、Rootのプログラミング

IMG 01601学期も、もう少し!

2年生は、最後の授業。
カリキュラムの関係(?)で、2年生は1学期の4月から7月までしか授業がありません。
1学期の最後が「2年生最後の授業」となります。

最後の授業も、Rootのプログラミング。

RootというiRobotの作ったロボットを、指示されたように動かすことができるかどうか。

上手くいかない。
むずい。

そんな発言が、所々で発せられます。

プログラミングの試行錯誤というのは、そういう「むずい」ものなのです。

暮らしの中で、試行錯誤を続けるという経験が少ないと、「むずい」といって投げ出してしまいます。
「むずい」けど、思ったように動かせた時の喜びを求めることで、試行錯誤の過程が喜びに変わるのです。

試行錯誤の過程が苦痛でしかない経験値をもっていると、プログラミングは先に進みません。
暮らしの中での学びにこそ、プログラミングの基礎が詰まっているのです。

試行錯誤を繰り返すことが、学びの過程であると言っても過言ではないと思っています。
そういう経験こそが、深い学びを生み出す唯一の方法であると考えています。

子どもたちの暮らしの中に、試行錯誤の過程を作り出せていない。

自戒念をこめて、深く反省する1学期の2年生の情報科の授業でした。

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トランプ大統領、国家非常事態を宣言 市場の沈静化図る:朝日新聞デジタル

トランプ米大統領は13日、新型コロナウイルスの感染拡大に対処するため国家非常事態宣言をした。500億ドル(約5兆4千億円)に上る連邦政府の予算を充て、検査や治療態勢を拡充する。初動の甘さに批判が強ま…
— 読み進める www.asahi.com/sp/articles/ASN3G1VKPN3GUHBI003.html

休校中にさまざまな対応が出されています。学校として何ができるかをもっと考えないと行けない気がする。::新型コロナウイルス対策の休校支援関連の記事まとめ | ICT教育ニュース

「新型コロナウイルス」感染拡大による「休校支援」関連記事のまとめページです。
— 読み進める ict-enews.net/021coronavirus/

どっちも Microsoftなんだから一緒になれば、もっと使いやすくなると思う。Zoomを超えられるんじゃないか?::「Microsoft Teams」と個人向け「Skype」の連携は本当に実現するのか?:Skype for Businessからの移行はまだ様子見? – TechTargetジャパン 情報系システム

Microsoftは「Microsoft Teams」と個人向け「Skype」で相互に通話とメッセージの送受信ができる機能を2020年3月中に提供する見込みだ。ただし過去の出来事を踏まえると、計画通りに進むかどうかは予断を許さない。
— 読み進める techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/2003/07/news01.html

コストコでもトイレットペーパーが品薄状態なんだって!新型コロナウイルスでなぜトイレットペーパーが関わっているのかを冷静に考えればわかるはず。

風評というか、デマと言うべきか。

コロナウイルスのことがトイレットペーパーと結びつくかを冷静に考えればわかる気がする。

しかし、全国一律に学校が閉鎖になるような事態では、冷静な判断ができないのだろう。

これが人という生き物の恐さ。

だからこそ、意識を持って注意しなければならない。

あくまでも個人としての意見ですが、1か月ぐらいボーッと過ごしてもよいと思っている。無理に遠隔授業なんてしなくても良いとさえ思っている。

新型コロナウイルスで、多くの学校が閉鎖に。

iPadで遠隔授業?

小学生は、そう簡単にいきません!

普段からまったく準備もしていないのに、そんなことができるはずがない。

いつもは、遠隔授業を想定して使わせていないんだから。

慌ててその場しのぎの遠隔授業をやっても、成果が上がるとは思えない。

だから、ここは思い切って、暇をしましょう。

1か月、ボーッとできるならしてみしょう。

予定に追われて暮らしている我々が、やることがない日々を何日過ごせるだろう?

暇に飽きたとき、自分を見つめて見よう。

自分の未来に夢をはせてみよう!

そういう時間を持つことが、これからの人生をもっと大きくしてくれるはずだ。

焦らずに、ゆっくり進むことも、時には大切だと思う。

授業者の見識が問われることを痛感した。だからこそ、子供たち以上に学び続けないといけない。

他の人の授業を見ると、本当にそう思う。

教師の学びが深くないと、子供の学びは深まらない。

教師が主体的に学んでいないと、子供たちは主体的に学ばない。

教師が対話的に学ばないと、子供たちは対話的に学ばない。

教師という仕事は恐い仕事。

自分の生き写しが目の前に現れるのだから。

「腕を広げた長さ=身長」って本当? 小5が「解明」:朝日新聞デジタル

「腕を広げた長さと身長は同じ」ってホント? そんな疑問を探究した熊本県天草市の小学生2人の研究が、国内外から1万点を超える応募があった自由研究作品コンクールで入賞した。 素朴な疑問の探究に取り組んだ…
— 読み進める www.asahi.com/sp/articles/ASN2771KSN24TLVB001.html

PTAの授業に備えて

次回はPTAで授業の公開。

話題のプログラミングを情報科としてやりますか?

ということで、Sphero SPRK+をやってみた。

1年生でも結構いけるんじゃない?