2年生最後の授業は、Rootのプログラミング

IMG 01601学期も、もう少し!

2年生は、最後の授業。
カリキュラムの関係(?)で、2年生は1学期の4月から7月までしか授業がありません。
1学期の最後が「2年生最後の授業」となります。

最後の授業も、Rootのプログラミング。

RootというiRobotの作ったロボットを、指示されたように動かすことができるかどうか。

上手くいかない。
むずい。

そんな発言が、所々で発せられます。

プログラミングの試行錯誤というのは、そういう「むずい」ものなのです。

暮らしの中で、試行錯誤を続けるという経験が少ないと、「むずい」といって投げ出してしまいます。
「むずい」けど、思ったように動かせた時の喜びを求めることで、試行錯誤の過程が喜びに変わるのです。

試行錯誤の過程が苦痛でしかない経験値をもっていると、プログラミングは先に進みません。
暮らしの中での学びにこそ、プログラミングの基礎が詰まっているのです。

試行錯誤を繰り返すことが、学びの過程であると言っても過言ではないと思っています。
そういう経験こそが、深い学びを生み出す唯一の方法であると考えています。

子どもたちの暮らしの中に、試行錯誤の過程を作り出せていない。

自戒念をこめて、深く反省する1学期の2年生の情報科の授業でした。

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2年生はRootで四角を描く続き

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Rootのプログラミング。
四角を印刷したものを配付して、その縁を四角に動くプログラミングを作成する課題なんだけど……

作ったプログラムと、そのプログラムで動く動画を撮影してロイロノートで提出するんだけど、2年生には敷居が高いのかなあ。

決められた長さに動くプログラムというのが、なかなかの難関。
90度の角度に曲がるとはいっても、まだ角度のことを算数で習っていないし。

さらに動画を撮影することも、かなり敷居が高いような印象。
Rootの動きを追いかけて、全体像を撮影するということが、なかなかできない。

なんとなく撮影することはできても、目的を持って撮影するという経験がないのでしょう。

プログラミングだけでなく、意図を持った撮影ということも学んで欲しい項目ひとつです。

2人で役割分担を決めて、上手にプログラミングができるかが課題。

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3年生のSpringin’ Classroomの授業は、時間割変更で消えてしまいました。
そのため、この日は2年生の授業だけ。

Rootによるプログラミング。

「四角を描く」プログラミングの続き。
今回は、プリントを配付して、そのプリントに描かれた「四角」をなぞるプログラミングを作成します。

ペアで進めているので、1人のiPadはプログラミング用。
もう1人のiPadは、Rootの動きを撮影する用。

2人で役割分担を決めて、上手にプログラミングができるかが課題。

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2年生は、Rootでプログラミング

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2年生は、Rootロボットのプログラミングを継続。
今日のお題は、四角形に動くプログラミング。

ロイロノートで「ミッション」を共有。
四角形というよりも、四角に動くプログラミング。

四角形の構成が、4つの辺と角でできていること、なんて算数的なものをRootで体感することが最大の課題。

角になると、90度曲がらないといけない。
角を意識させるために、光らせることと、音を鳴らすこともプログラムすることにした。

隠れた課題は、撮影。
作成したプログラムでRootを動かして、その様子を動画で撮影する。
2人のペアで取り組んでいるからできる業。

四角にRootが動く様子を撮影できるかなあ、と思っていたら……。

2年生だと、Rootをカメラで追ってしまうので、俯瞰した動画が撮影できない。
目的をもって、なにをどのように撮影するかを意識する、が隠れた課題。

ロイロノートで提出してもらって、それを指摘する。
注意じゃなくて、指摘。
子どもたちに気付かせるように、言葉がけをする。