1学期も、もう少し!
2年生は、最後の授業。
カリキュラムの関係(?)で、2年生は1学期の4月から7月までしか授業がありません。
1学期の最後が「2年生最後の授業」となります。
最後の授業も、Rootのプログラミング。
RootというiRobotの作ったロボットを、指示されたように動かすことができるかどうか。
上手くいかない。
むずい。
そんな発言が、所々で発せられます。
プログラミングの試行錯誤というのは、そういう「むずい」ものなのです。
暮らしの中で、試行錯誤を続けるという経験が少ないと、「むずい」といって投げ出してしまいます。
「むずい」けど、思ったように動かせた時の喜びを求めることで、試行錯誤の過程が喜びに変わるのです。
試行錯誤の過程が苦痛でしかない経験値をもっていると、プログラミングは先に進みません。
暮らしの中での学びにこそ、プログラミングの基礎が詰まっているのです。
試行錯誤を繰り返すことが、学びの過程であると言っても過言ではないと思っています。
そういう経験こそが、深い学びを生み出す唯一の方法であると考えています。
子どもたちの暮らしの中に、試行錯誤の過程を作り出せていない。
自戒念をこめて、深く反省する1学期の2年生の情報科の授業でした。