いま流行のSTEAM教育だって、ある意味、教科横断型でしょ?

以前は、「A」のないSTEM教育でしたが、今は、「A」の入ったSTEAM教育。

STEAM教育とは、

Science(科学)
Technology(技術)
Engineering(工学・ものづくり)
Art(芸術・リベラルアーツ)
Mathematics(数学)

の5つの単語の頭文字を組み合わせたものですよね。

科学は小学校なら理科かなあ。
技術は、家庭科でしょうか。
「工学・ものづくり」かあ。これは教科に当てはめるのは、ちょっと難しいかも。「工学」に着目すれば、理科との関係が深いような気もする。
「芸術・リベラルアーツ」と合わせて、図画工作科といえなくもない。もちろん音楽科の内容も含まれていると考えるべきでしょう。
数学は、数学で小学校だと算数でしょう。

STEAMを教科で捉えようという時点で、実は古い頭かもしれません。これまで「教科」という縦割りの学習が主流だったので、それに合わせるとこんな感じ、という見方です。

STEAM教育を実現するためには、既存の教科との対応を考えない方がよいと思っています。「教科」という枠組みが強固な学校にあっては、新しい「STEAM教育」という教科が生まれたという考え方の方が受け入れられやすいようにさえ思えてきます。

教科という分断された学びからの脱却。

これこそが「メディアセンター構想」の基本的な考え方です。

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情報科な日々

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