8/21から8/23まで箱根で研修会。
第62回聖公会関係学校教職員研修会に参加。
小学校に奉職して、たぶん初めて参加した聖公会関係学校教職員研修会。
ICT関係の分科会があるということで、当番校の香蘭女学院のお話を伺いたく参加させていただきました。
そこで改めて感じたこと。
ICT関係の教員養成が遅れているということ。
教科ではないから、それを専門にする教員養成が後手に回ることは仕方がない。
教科でないということは、教科と教科を結びつける役割を担っていると考えることができる。
新しい学習指導要領で唱えられるている教科横断的な学びは、まさにICT機器を活用するなかで生み出すことができるとも考えることができる。
小学校でも英語が教科になる。
そのことばかりに目がいって、大学の教員養成課程の公募も、英語科を専門とするものばかり。
これじゃあ世界から取り残された学校でのICT機器活用は、取り残されたままになってしまう。
現状の最大の問題点は、iPadを学校に導入し、その運用を進め、授業を作り、活用を進めている人が教員養成とは関わりが薄いこと。
実際に導入から運用、さらに活用して教員の関わりが薄いこと。
経験や体験の積み重ねは、頭で考える以上に尊い。
それがあるからこそ、本当の意味で考えることができるとさえ思っている。
当事者としての関わりが、先生方、新しい時代の教員に伝えることこそが、今後の「学校の情報化」には不可欠であると考えている。