発展学習が終了

面談の短縮時間を利用した6年生の発展学習。

やっと終わりました。

2クールの2回。

同じことを2回繰り返す。

6年生の授業で関西方面フィールドワークの準備。

探求的にと思っていましたが、うまくいかない。

広がらない。

視点を広げるという発想がないんだろうなあ。

調べてまとめるはできても、深まらない。

日常の学びに、自ら深めていくという発想がないんだろうなあ。

言われたことを記憶する。

これなら自分が子ども時と変わらない。

教えられたことを記憶する。

そして、テストで復元する。

テストで100点なら、学んだ気になってしまう。

それが学びという発想しかない。

テストの100点は大切だけど、記憶を復元して回答したものが、すべて正解だっただけ。

それで満足してしまうと、学びが深まらない。

それもあって、歴史を深める発想を子どもたちに提示。

そいう意味では発展学習と言えたかもしれない。

発展学習のワンクールが終了。

個人面談の短縮授業期間を利用した発展学習教室。

そのワンクール目が終了。

今年は、歴史に関する発展学習にした。

歴史を考えるってどういうこと?

ということを、時代区分という身近な話題から進めてみた。

子どもたちは、まだ日本史の全体像は学んでいない。

まだ鎌倉幕府は開かれていないらしい。

かの坂本太郎氏が言われたように、通史をひとりが伝えることは難しい。

通史の意味が、小学校の歴史学習のなかで、もう一度、考えられるべきではないだろうか。

時代区分を通じて、歴史を通観してみる。

そんことから、当たり前のように学んでいたことから、問いを発して、考えながら学ぶ習慣が生まれること大切だと思っている。

先生が言ったから。

授業でそう教わったから。

それを鵜呑みにして、ただ事項を記憶するのはもうやめましょう。

考えることを通じて、自分なりの歴史を見つけ出していくことが大切なのです。

そのことで、いわゆる探求が始まる。

探求なき歴史の学びは、歴史とは言えない。

歴史を暗記科目から解放する。

探求が広まることで、歴史への偏見がなくなることを望んでいます。