2010年12月2日、5年生家庭科と、情報科な日々とのコラボレーションを行いました。
今日は、コラボレーションと言ってはいけないかな。
4月に仕込んだ味噌を調理して食すという内容。
一緒にやったから、コラボレーションということにしておきます。
すべてを1校時、40分で仕上げるのは難しい。
だから、メインは「食す」です。
素材を切る「調理」は、15分休みを使って、ボランティアの子どもたちが活躍。
希望者が、みんなのために休み時間を削って、作業に当たってくれました。
行きます、と言ったけど、週番活動や体調不良で来られない子どもも出てきます。
欠席や早退は別にしても、きちんと理由を伝えにきた子どもは、手伝ってくれた子どもたちと同じ扱い。
煮込むという「調理」は、こちら。
ガスコンロで、クラス毎に、ガンガン煮込みます。
授業の隙間をぬって、とにかく煮込みの作業。
素材の味。
そこに子どもたちが仕込んだ味噌が加わると、至高の味が生まれるのです。
授業の時間は、食することがメイン。
家庭科では、味合うということも非常に重要。
その経験をもって、自宅でもやってみよう、となれば授業は大成功です。
宿題を出されるから、学校でやったことの復習をするのではなく、自らの意思で学校の復習をするのですから、身につく力は、計り知れません。
全員が2回は食することができます。
3回目は難しい。
1回目から、手伝ってくれた子どもたちを優遇。
人のために働くと良いことがある、ということのために優遇。
量とタイミングの両方で優遇しました。
労働の代価だと思われても困るのですが・・・。
2回目、おかわりも手伝ってくれた子どもが優先。
ここまで優遇し続けます。
どうして美味しい豚汁が出来上がったのか。
休み時間を削って手伝ってくれた子どもたちがいるからです。
3回目。
もう、全員にわたる量はありません。
そこで、「5年生家庭科の豚汁作り」恒例の大ジャンケン大会の開始です。
お代わりしたい子どもと、ジャンボジャンケンをします。
勝った子どもは先に進むことができます。
負けとあいこは、そこまで。
人数を限定して、ジャンケン大会の開始。
最後のジャンケンで、勝ち残りがいなくなってしまうこともあります。
その場合には、すべてリセットして、全員でもう一度、振り出しに戻ります。
これが実に盛り上がる!
君たち本当に、そんなに豚汁食べたいの?
そう思うほど、盛り上がります。
お代わりへのこだわりか。
それとも、ジャンケンへのこだわりか。
普段は、給食を残しがちな子どもまで、なぜかジャンケンには積極的に参加。
そんなに食べて大丈夫か?
と、心配になるほど。
豚汁ですからね。
ほとんど水分なので、あまり注意もいらないでしょう。
2学期の終わりも間近。
成績整理のため、テストが続く日々。
最後の追い上げの時期なので、宿題も多く出されているはず。
子どもたちも、ストレスの塊になっています。
けっしてお行儀が良いとは思っていません。
ジャンケンでお代わりを争うなんて、お行儀が悪いことですよ。
やらない方が良いに決まっています。
しかし、大ジャンケン大会でお代わりすることを、「恒例」にしています。
食への興味関心が、面白いからでも広がれば良いと思うからです。
何が面白いかという価値を、子どもたちに合わせていると言っても良いかもしれません。
本来は、学問的な関心に基づかないこのような方法で、関心を煽っても継続しないと考えています。
ジャンボジャンケンが楽しいことと、食への関心が同じはずはありません。
食育の第一歩は、食が楽しいと思うこと。
学期末でストレスを抱える子どもたちが、発散させる方法を食の中になんらかの形で見いだすことが出来れば、それこそが食育だと考えます。
方法はどの様なものであろうと、興味関心を持たせることが重要。
そして、それを家庭科という面での知的な好奇心に結びつけることが重要だと思っています。
たまには、羽目を外すこと大切。
それを豚汁のお代わりで実践しているのです。
それにしても、そんなに豚汁が好きなのでしょうか。
本気で悩んでしまうほどなのです。