02家庭科の最近のブログ記事

2010_12_10授業メモ

2010年12月10日、4年生家庭科と情報科な日々とのコラボレーションが行われました。
課題は、都道府県の食調べ。

1人1つの都道府県を担当して、食という視角で学びを深めるという活動。

子どもたちには、なるべく自分で考えるということで進めてもらおうと考えています。
説明をすればするほど、その通りのまとめができあがります。
極力、説明を少なくする、ということが必要となります。

最低限必要なこと。
引用する時には、まずアドレスを貼り付けること、貼り付ける時には、ペースとして形式を合わせることなど、最低限だけを伝えることにしました。

子どもたちは、説明の通りにまとめることが正解と考えてしまいます。
ここが、実に難しい。

細かく説明をすればするほど、その通りのまとめを始めます。
説明に使ったまとめが、正解でもあるかのように、まとめを始めます。
正解は、自分が良いと思ったまとめです。
他の人、自分が担当する都道府県の食を伝えるための子どもたちなりの工夫が必要なのです。

細かな説明は、子どもたちから考える力を奪ってしまいます。
自分なりに工夫する力を奪っていくのです。

だから情報科な日々がかかわる時には、子どもたちがどうすれば自分なりに工夫し、考えてまとめるかを大切にしています。


そうすると、

終わりました。

と言い始める子どもが出てくることがあります。
たった2校時で、終わった、と言い始める子どもが出てくることがあるのです!

終わった?
じゃあ、中身を確認してみよう。

となります。
そういう子どもの作品を見てみると、インターネット上の画像を貼り付けただけ、ということが大半です。
その画像がどの様なものであるかの説明はまるでありません。
その画像がなんであるかさえ書き込んでいない場合もあります。

もちろん、やり直しを命じることになります。

これはなあに?
この画像はなに?
これが君が担当している都道府県にもっとも特徴的なもの?

などの質問をして、どう調べを進め、どのようにまとめるべきかを伝えます。
早く終わった、というのは評価すべきでしょう。
それだけ、熱心な子どもということができます。
だからこそ、どうまとめるかを、質問を通じて詳細に伝えていきます。

まずはやってみる。


今年はこれを重視することにしました。
クドクド説明するよりも、まずはやってそれを修正していく、という作戦です。

簡単な説明で、どこまで意図を汲み取っているかも重要な課題です。
言葉として伝達された内容の表象だけを追っていたのでは、満足なまとめはできません。
断片的な言葉から、なにをするかを読み取っていくことが重要なのです。

一を聞いて十を知る。

そのような姿勢を身につけるための訓練でもあります。
こういう進め方をとった場合、大切なのは、最後の共有。
授業の最後に、その日の成果を共有して、良い点と修正すべき点を指摘していくことです。
その指摘を受けて、どのようなまとめにすべきかを、改めて、子どもたち自身が考え直さなければならないのです。


子どもが考えながら進んでいく授業。

厳しいですが、これからの授業はこうあるべきだと考えています。
教えられた事項を覚えたり、訓練的にこなしていくのではなく、子ども自身が考えながら授業を作っていくことが重要なのです。


4年生の家庭科とのコラボレーションでは、例年、都道府県の食についてのまとめを行っています。
その中にあって、今年は、子どもたちが考えて自分で作っていく、ことを重視したいと考えています。

子どもたちの活動が授業を作っていくのです。
そういうコラボレーションとしての授業に挑戦中です。

2010_12_09授業メモ

2010年12月9日、5年生家庭科と情報科な日々のコラボレーションが行われました。
今日のお題は、お弁当解体に向けた準備。

お弁当解体の見本を提示することにしました。
箱に入ったお弁当を、食材ごとに分ける作業。
その時に、何種類の食材が入っているかを確認しながら作業を進めます。

それを一汁三菜食膳形式に盛りつける作業。
実際の食器にお弁当を盛りつけてます。

まずは1クラス目。
お弁当の写真。

DSC_5018.jpg

このお弁当を解体すると、こんな風になります。

DSC_5020.jpg

これを一汁三菜食膳形式に盛りつけるとこんな感じ。

DSC_5022.jpg


お弁当箱に入っている時と、随分とイメージが変わりますよね。
何種類の食材があったか?

なんとこのお弁当で20品目ほど。

2010_12_03授業メモ

2010年12月3日、4年生家庭科と、情報科な日々とのコラボレーションが行われました。
4年生家庭科と情報科な日々とのコラボレーションでの課題は、食調べ。

地域にどんな食があるかを調べて行きます。
隠れた課題として、都道府県学習の総括的な意味を持っています。
都道府県を食という視点で切り取って考えてみるという展開です。

出発は、ひとりが1つの都道府県。
関東地方を除いているので、正確には道府県。
分かりににくいので、すべてを都道府県という名称で統一して使います。

Keynoteの4枚のスライド。
1つに、1つのテーマ。
それをインターネットを使って、まとめていきます。

今回はコピー&ペーストでまとめることにしました。
情報を入力するとなると、敷居が一気に上がってしまいます。
今回は、上手にまとめる、を第一に考えてコピー&ペーストで進めることにしました。

HTMLで書かれているホームページ。
これを切り離すために、「ペーストしてスタイルをあわせる」を必ず選択することを厳命しました。
不要なHTMLがあると、レイアウトなどで不都合を起こすことが多くあります。
ソフトウェアを越える時には、必ず「ペーストしてスタイルをあわせる」が必要だということも説明しました。

出典を明記すること。
アドレスをまずは貼り付けるということです。
著作権から完全に開放されるということにはなりませんが、最低限、アドレスを明記することで出典を明らかにして、著作権者をきちんと示すことを課しました。

まずはアドレス。


繰り返しこれを唱えると、子どもたちは飽き飽きした表情になります。
1回の説明で、全員が確実に守ってくれれば良いのですが、これがなかなかうまくいきません。


コピーしてペースとする。

それでまとめること、情報を集めて、ペタペタと貼り付けることに終始して、なぜかルールを守らない子どもが出てきます。
貼り絵でないのですから、ペタペタと貼れば良い、というものではありません。

何度話しても、この2つが身いつきません。
面倒なんでしょうねぇ。

これらのことを、厳に命じて、子どもたちの活動開始です。

2010_12_02授業メモ

2010年12月2日、5年生家庭科と、情報科な日々とのコラボレーションを行いました。
今日は、コラボレーションと言ってはいけないかな。

4月に仕込んだ味噌を調理して食すという内容。
一緒にやったから、コラボレーションということにしておきます。

すべてを1校時、40分で仕上げるのは難しい。
だから、メインは「食す」です。

素材を切る「調理」は、15分休みを使って、ボランティアの子どもたちが活躍。
希望者が、みんなのために休み時間を削って、作業に当たってくれました。
行きます、と言ったけど、週番活動や体調不良で来られない子どもも出てきます。
欠席や早退は別にしても、きちんと理由を伝えにきた子どもは、手伝ってくれた子どもたちと同じ扱い。

煮込むという「調理」は、こちら。
ガスコンロで、クラス毎に、ガンガン煮込みます。
授業の隙間をぬって、とにかく煮込みの作業。

素材の味。
そこに子どもたちが仕込んだ味噌が加わると、至高の味が生まれるのです。

授業の時間は、食することがメイン。
家庭科では、味合うということも非常に重要。
その経験をもって、自宅でもやってみよう、となれば授業は大成功です。
宿題を出されるから、学校でやったことの復習をするのではなく、自らの意思で学校の復習をするのですから、身につく力は、計り知れません。


全員が2回は食することができます。
3回目は難しい。

1回目から、手伝ってくれた子どもたちを優遇。
人のために働くと良いことがある、ということのために優遇。
量とタイミングの両方で優遇しました。
労働の代価だと思われても困るのですが・・・。

2回目、おかわりも手伝ってくれた子どもが優先。
ここまで優遇し続けます。
どうして美味しい豚汁が出来上がったのか。
休み時間を削って手伝ってくれた子どもたちがいるからです。

3回目。
もう、全員にわたる量はありません。
そこで、「5年生家庭科の豚汁作り」恒例の大ジャンケン大会の開始です。
お代わりしたい子どもと、ジャンボジャンケンをします。

勝った子どもは先に進むことができます。
負けとあいこは、そこまで。
人数を限定して、ジャンケン大会の開始。

最後のジャンケンで、勝ち残りがいなくなってしまうこともあります。
その場合には、すべてリセットして、全員でもう一度、振り出しに戻ります。
これが実に盛り上がる!


君たち本当に、そんなに豚汁食べたいの?


そう思うほど、盛り上がります。
お代わりへのこだわりか。
それとも、ジャンケンへのこだわりか。
普段は、給食を残しがちな子どもまで、なぜかジャンケンには積極的に参加。

そんなに食べて大丈夫か?

と、心配になるほど。
豚汁ですからね。
ほとんど水分なので、あまり注意もいらないでしょう。


2学期の終わりも間近。
成績整理のため、テストが続く日々。
最後の追い上げの時期なので、宿題も多く出されているはず。
子どもたちも、ストレスの塊になっています。

けっしてお行儀が良いとは思っていません。
ジャンケンでお代わりを争うなんて、お行儀が悪いことですよ。
やらない方が良いに決まっています。

しかし、大ジャンケン大会でお代わりすることを、「恒例」にしています。
食への興味関心が、面白いからでも広がれば良いと思うからです。
何が面白いかという価値を、子どもたちに合わせていると言っても良いかもしれません。

本来は、学問的な関心に基づかないこのような方法で、関心を煽っても継続しないと考えています。
ジャンボジャンケンが楽しいことと、食への関心が同じはずはありません。

食育の第一歩は、食が楽しいと思うこと。
学期末でストレスを抱える子どもたちが、発散させる方法を食の中になんらかの形で見いだすことが出来れば、それこそが食育だと考えます。
方法はどの様なものであろうと、興味関心を持たせることが重要。
そして、それを家庭科という面での知的な好奇心に結びつけることが重要だと思っています。


たまには、羽目を外すこと大切。
それを豚汁のお代わりで実践しているのです。


それにしても、そんなに豚汁が好きなのでしょうか。


本気で悩んでしまうほどなのです。

2010_11_26授業メモ

2010年11月26日、4年生の家庭科と情報科な日々のコラボレーションが行われました。
今日から、都道府県の食調べの開始です。


農畜産物・水産加工品
銘菓
郷土の弁当
郷土料理

この4項目について、調べ学習を進めていきます。
それぞれの項目をKeynoteのスライドに1枚ずつ記入したファイルを配布しました。
ディスクトップ上に配布したファイルを開いて、自分の出席番号のフォルダのなかに保存します。
そうすることで、環境復元が機能しても、編集したファイルは保存できることにします。

都道府県の割り振り。
1人1つが原則です。

国土地理院の都道府県番号にしたがって、出席番号順に割り振っていきます。
都道府県は47。
子どもたちの人数は、40人。
関東地方が7都県。

全都道府県から、関東地方の7都県を抜くと、ちょうどクラスの子どもの人数と同じになります。
47都道府県から、関東地方を除く40道府県を番号順に割り振ります。

割り振られた道府県を、そのまま調べてまとめるのでは、情報科な日々らしくありません。
子どもたちには、交換することを認めました。

交渉する。

自分が担当したい道府県について、理由をきちんと説明して、交換したい道府県を担当する人を説得する、という課題です。
相手が承諾すれば、OK。
説得できなければ交換できません。

どの道府県を担当しても同じ。
知らないところを調べた方が楽しい、と思うのは大人のエゴでしょうか。


もし自分の担当する道府県が終わってしまった場合、同じ地方のなかの他の道府県を選んで調べる、としました。
北海道は、東北地方に含めました。
沖縄県は、九州地方に含めました。
同じ地方の道府県すべてが終わったら、他の地方から1つ選んで調べを進めます。

関東地方は最後。
40人の割り当てられた40道府県が終了したら、関東地方に手を着けることができます。

終わった、という判断を子どもたちにさせると、早く進むことばかり考えて、内容が疎かになる可能性が大きい。
合格をもらったら次へ、という条件にしました。

そこで新たなファイルを配布して、新しいファイルに新しい都道府県の調べを進めてもらいます。

調べるべき項目、「農畜産物・水産加工品」「銘菓」「郷土の弁当」「郷土料理」の4つについて、具体的な説明も進めました。
何をどのように調べればよいか?

技術的なことは、おいおい説明を進めていくことにします。
今年の新しい試みとしては、「郷土の弁当」という項目をいれたこと。

5年生では、「お弁当の解体」が待っています。
4年生の時から、お弁当というものを意識するという作戦です。


都道府県を「食」という視点で考えてみる視点。
「食」ということで家庭科的な内容であることは言うまでもありません。
それと同時に、社会科の都道府県学習の復習の意味も含まれます。
ただ単に、都道府県名を覚えていても、なんの意味もありません。
それぞれが、どのような特徴を持っているかを、きちんと押さえることが重要です。

家庭科と情報科な日々のコラボレーションでは、「食」をテーマとして、都道府県を切り取っていこうと言う作戦です。

2010_11_25授業メモ

2010年11月25日、5年生家庭科と情報科な日々のコラボレーションが行われました。
課題は、グローバルエクスカーションのまとめ。
発表会で一区切り。
しかし、まだKeynoteの最大の魅力、プレゼンテーション仕様にしていません。

「魅力」ではありませんね。
Keynoteの本来の機能、と言わなければならないですね。

まとめたグローバルエクスカーションの資料を発表すること、プレゼンを前提にした資料に仕上げます。
何を、どのような順序で提示すれば、効果的な説明ができるか?
それを考えながら、アニメーションの設定を行います。

Keynoteではビルドというべきかもしれませんが、PowerPointにも通じる言い方で、アニメーションの設定、としておきます。
スライドと、スライドの中のオブジェクト。それぞれについてアニメーションを設定します。
「エフェクト」をついかする、という言い方です。

この「エフェクト」という言葉は、iMovieでも使うもの。
子どもたちにはわかりやすいと思います。


さまざまなエフェクトがあるので、子どもたちは、はしゃぎ過ぎてしまうことがあります。
モニター上のオブジェクトが、自分で思ったように動かすことができるのですから、羽目を外すことも理解できます。
しかし・・・。
ここは授業。
子どもたちの遊び心を理解しながらも、厳に禁止せざるを得ません。

思い思いのエフェクト効果で、再び、グローバルエクスカーションのまとめに触れます。
テキストに触れる、ということで、内容にまで踏み込むことは難しいでしょうが、画像については視覚刺激によって、触れる状態が継続します。


イメージを定着させるのは、繰り返して触れることが重要です。
同じ事を漫然くり返すのでは訓練になってしまいます。
だから、同じことを、手を替え品を替えて、触れるような準備をすることが重要なのです。

触れる度に異なった接点が生まれるはずです。
毎度、毎度、同じなんてことはないと信じています。
アプローチの方法が違うのですから、見方も当然、ことなってくるはずです。
見方が違えば、理解も違ってきます。

何度も触れることで、同じものであっても、別の側面を掘り起こしていく。
何度も咀嚼することで、情報をさまざまな栄養を吸収しようという作戦です。

そこで頭に浮かんだのが、「反芻」という言葉。
グローバルエクスカーションのまとめに、5年生が触れている方法は、まさに「反芻」。
この様な「反芻的学習法」によって、苦することなく、楽しく学ぶことができるのです。
グローバルエクスカーションを基軸にした展開が浸透していれば、学年全体でプレゼンテーションマッチを組みたいところです。
今は、その状態にはないので、次の展開として、楽しみに準備を進めます。

5年生のグローバルエクスカーションのまとめは、ここでひと段落。
次回からは新たな展開が待っているはずです。

2010_11_19授業メモ

2010年11月19日、4年生家庭科と情報科な日々とのコラボレーションが行われました。

4年生の家庭科と情報科な日々とのコラボレーションの課題は、一汁三菜食膳形式のまとめ。
Keynoteを使って、まとめを行います。

前回までで、作業は終了。
今日は、印刷。

印刷が大変。
設定をいろいろと変えなかればなりません。

いまの時代、子どもたちが情報科な日々以外で、コンピュータを使うことは日常化しています。
だからこそ、大変なのです。

子どもがマニュアルを見ながらPCを使っているところを想像することなんてできないでしょ?

なんとなく、PCを自分勝手に使い込んでしまっているのです。
その身勝手な使い方の先入観を、情報科な日々やコラボレーションなどのコンピュータを使った活動に持ち込もうとします。

もちろん、大人だって、ある意味、身勝手に使っていますよ。
PCを使う時に、マニュアルを読んでいる人って、どのくらいいるでしょうか。
PCの使い方は、個々人で違っています。
十人十色。
みんなが違った使い方をしていると考えた方が正しいのです。

ほとんどいないですよね、マニュアル読んでる人。
ソフトウェアも同じ。

大人でもそうなのですから、子どもが難しい言葉が羅列されているマニュアルを見ながら、PCの使い方を学んでいるなんて、考える方がおかしいと思えるほど。
大人も、子どもも、多くがなんとなくPCを使い込んでいるということになります。

こちらも確かにそうです。
Macの使い方は我流。
無責任な話ですが、マニュアルを書いたことはあっても、読んだことはほとんどありません。
ソフトウェアに関しても同じ。
作ったことや、マニュアルを書いたことはあっても、読んだことはほとんどありません。
そう考えると、正しさなんて、誰かが決めていると言うことすらできるのです。

真実の使い方、なんてないのです。

自分の使いやすいように使っていけばいいのです。
それが、普遍的であるか、偏っているかの違いだけです。

子どもがPCを使いこんでいると、実に、身勝手になってしまいます。
独走か暴走かのどちらかです。

情報科な日々では、最大公約数的な使い方を身につけることが重要です。
そのために必要なことを伝えるようにしています。

自分の使い方や、ある先入観を持っていると、聞く耳を持たなくなってしまいます。
自分で考えるという、わけの分からない行動に出るようになります。
できるなら良いのですが・・・。

独走なら良いのですが、大半は暴走になってしまいます。

誰かが暴走したら、一斉授業は成立しません。
結果が、全員、同じでなければならないのです。

内容ではなく、形です。
内容は十人十色でかまいません。
それぞれの特徴が出ていた方が良いのです。

しかし、子どもたちが求めるのは、逆。
内容を同じにしなければ、不安になるにも関わらず、形式は同じにするという発想が欠落しています。
同じ枠組みのなかで、中身で勝負しようという発想がないのです。

形は同じでも、中身が違えば良いのです。
情報科な日々の要求はそこにあるのです。

最大公約数的な枠のなかで、どうやって個性を発揮するかという課題です。
個性?
そういう子どもが多くなっています。

他の人と違うことをすることが個性ではありません。
この誤解を解かない限り、今後の一斉授業は崩壊します。

他と違うことが個性であるというのは、間違ってはいません。
間違ってはいませんが、正解でもありません。

他の違うという側面を持ちながらも、受容されるという面も持ち合わせなければなりません。
受容されることのない個性は、個性ではありません。
単なる身勝手です。
身勝手な行動をとれば、個性が表出しているという誤解を解かなければなりません。

身勝手さ。
我が儘。
個性。

似ているようで、否なるものなのです。


印刷は、4枚のスライドを1枚のB4に印刷します。
そのための設定を細々と、なぜそれが必要かを説明しながら設定変更をおこないました。
細々とした設定変更です。
正しくできていないと、印刷ができません。
印刷できないと嫌だから、お隣と正しいかを相談しながら進めようとします。

お隣と同じなら良いのです。
あっていると、お隣と決められればよいのです。
センター画面に提示されていることと同じかどうかに、価値は置かれていないのです。

そういう意識を持つと、間違いが起こります。
間違うと、おいていかれたくないからしつこく、対処法を聞いてきます。
聞かれても、正しく進んでいる子どもが優先なのでおいてけぼり。

待っていればいいのに、なんとなく進んでしまいます。
なんとなくでは、どんどん深みにはまっていきます。
深みにはまると、救い出そうにも、お手上げになることが多くなります。

・・・・・・。

そのような状況のなかで、印刷はなんとか終了しました。
印刷して、再確認したこと。
マウスの使い方が雑だと言うことを、再認識しました。

なんとなく、使っているんですね。
なんとなくクリック。
なんとなくダブルクリック。
だから、そのつもりがドラッグになっていると、移動が起こっていることがあります。
移動したものを戻せばいいのですが、無意識にやっているので、何が起こっているか戻ることもできません。

悪循環が続くのです。
悪い回転を止めるのは自分です。
自分で停めない限り、止まることはないのです。


マウスが上手に使える、使えないとう稚拙な議論ではありません。
上手に使える人は、問題ありません。
使えないなら、確認しながら進むことが大切なのです。
なんとなく、はダメなのです。


今後の課題。
ひとつひとつの作業を確認しながら進むこと。
これを厳に命じて、次回に備えます。

2010_11_18授業メモ

2010年11月18日、5年生のグローバルエクスカーションのムービーによるまとめの総仕上げを行いました。
活用させていただいたのは、家庭科の時間。
家庭科の時間を使わせていただいたので、5年生の家庭科と情報科な日々のコラボレーションと言いたいところですが、これは発表会の準備のための時間。
家庭科的な内容がないとは言えませんが、遠慮すべきでしょう。
学校をして必要な時間を、家庭科に融通していただいたということになります。

5年生の情報科な日々では、昨日、ムービーを書き出しました。
今日は、30秒のムービーに発表会で付けるための原稿作り。
昨年の反省を踏まえて、その時間を、なんとか作り出すことができました。

昨日、書き出したムービーを見ながら、ナレーション原稿を作る活動です。

細かな注意は数知れず。
消しゴムを使うのではなく、間違いは二重線で消す。
エンピツの芯を折ってはいけない、という無理な禁止事項。
エンピツは削ってはいけない。
書いて良いのは、配布した神の上だけ。
などなど。

これまで、筆記用具をコンピュータ室に持ってきた時に起こった事件を参考に、子どもたちに留意点を伝えました。

コンピュータ室の原則は、ゴミであろうと、グランドのゴムチップであろうと、持ってきたものは、すべて持ち帰るです。
なかなか徹底できないことが、非常に辛いことではあります。
弛めることなく、こちらが不退転の覚悟で臨むことが大切なのでしょう。
ちょっと気を許すと、コンピュータ室はゴミだらけ、マウスは真っ黒になってしまいます。
汚れるのを防ごうとするのは、掃除をするためは省くためではありません。
子どもたちに、次に使う人のためにできることをしてもらっているだけです。
コンピュータに対して、感謝の気持ちをもって接してもらうためです。

他者感を形成するために、持ってきたものはすべて持ち帰ると徹底しています。

ナレーション原稿は、昨日のムービーを見ながら。
初めてのムービー編集ですから、いろいろな問題があるでしょう。
しかし、限られた時間のなかで、精一杯、やったのだから、どれも立派な作品なのです。
いまの自分が、そこには凝縮されているのです。
まさに、自分の情報科な日々における力がそこには投影されているのです。

30秒のナレーション。
自分だけのムービーを、さらに自分だけのものにするための活動です。
発表会で一発勝負、にならないように事前にナレーションを準備するための時間をとりました。

2010_11_12授業メモ

2010年11月12日、4年生の家庭科と情報科な日々のコラボレーションが行われました。
少々、遅くなりましたが、授業記録です。

バタバタ。バタバタ。金曜日から、あっという間に月曜日になってしまいました。

4年生の家庭科と情報科な日々のコラボレーションの課題は、一汁三菜食膳形式の作成。
朝食、昼食、夕食に関する一汁三菜食膳形式の作成と、食材の分類。
食べたものと、その食材のまとめ。

食べたものというのは、実際にではなく、健康のためにというシミュレーション。
実際に食べたかは、関係なく作成します。
この理解が、4年生では、なかなか難しい。

食というものが、身近なだけに、自分と引きつけて考えてしまうようです。
何度も繰り返し注意してやっと理解してもらったようです。
次年度からは、説明の方法を考え直さないといけません。

終わったら、という説明をしました。
クラスによって、進度にかなりの違いが出ています。
同じ説明を、同じようにしているのに、なぜかクラスによって違いが起こります。
説明の方法を理解する、ということと、一斉授業での活動ということへの違いが出てしまうようです。
個人差が専科で現れてしまうというのは、恐怖ともいうべき恐ろしさです。


早いクラスは、大半の子どもがもう少し。
終わったら、という説明をしてしまわないと、パニックが待っています。
次のことに進みたい子どもたちがデモを始めるからです。

これは悪い意味ではありません。
意欲をもって課題に取り組んでいる証拠。
どうすれば良いか、という抗議行動を抑えるため、先に進む方法を伝えてしまいます。


Keynoteの魅力は、アニメーションの設定。
これが子どもたちは大好き。
そのため、羽目を外し過ぎてしまうこともあります。
これは悪い意欲。

楽しいと巫山戯ることの区別がつかなくなると、大変です。
学びでは失われ、混乱だけになってしまいます。
秩序も失われ、知的な好奇心は微塵も感じられなくなってしまいます。

何のためにアニメーションつける。

まとめた意味を、よりわかりやすく伝えるためです。
遊びでアニメーションを設定している訳ではありません。
遊び的な活動が多い情報科な日々や、コラボレーションでの授業。

遊びと学びのぎりぎりの境目で授業を展開するというのは、まさにギリギリです。
遊びになったら、ビシッとしめるしかありません。
放っておけば、回復できるはずの秩序は、回復不能に陥ってしまいます。

来週は、印刷をします。
これで完成です。

この印刷を一斉授業でやるのが結構大変。
体裁を均一にする。
その説明を聞くというのが、実に不得意。
自分と全体。
この説明をきちんと認識するには、どうしたら良いのでしょう。

子どもの発達段階の問題か。
それとも、こちらの指導能力の問題か。
ひとりひとりであればできるのに・・・。

何年目になっても、施行錯誤は続きます。

2010_11_11授業メモ

2010年11月11日、5年生家庭科と情報科な日々のコラボレーションが行われました。

今日は印刷。
グローバルエクスカーションのまとめを紙のメディアに出力します。

名前を書いて、印刷。
紙の大きさは2種類。
B4とA3の2つの紙で印刷。

4枚のスライドを、1枚の紙に印刷します。
ヘッダーとフッターに最低限の情報を挿入します。

レイアウトの変更などのさまざまな変更が必要になります。
子どもたちは、印刷に関して設定をあまり意識しません。

モニターに写っているものを、印刷すれば良いという環境にい続ければ、それも当然。
無理はありません。

しかしここは情報科な日々。
さまざまな条件を設定した印刷を学びます。

子どもたちは、何故か印刷をコピーと呼びます。
印刷機はプリンター。
コピーはできません。
何度注意しても、コピーとプリントアウトを混同してしまいます。

逆ギレして、自分の正しさを主張し続ける子どももいます。
コピーと印刷は違うのです。
その違いを混乱しているにもかかわらず、喰ってかかるようにコピーと言い続ける子どももいます。
そんな時には、二度とそういう物言いができないように厳しく注意します。
子どもの時は、時にガツンと怒られることも大切です。

そういう経験がないと、大人が恐くなくなってしまいます。
大人は怒らせると怖い。

そういう思いは子どもたちの身を守るためにも大切なのです。

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち02家庭科カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは01社会科です。

次のカテゴリは03英語科です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。