本日の課題は、「給食への挑戦」。

投稿日:

2013年6月28日、4年生の家庭科。


本日の課題は、給食への挑戦。


今日の給食は、ポークカレー

そして、4年生の家庭科は、カレー作りの実習。
課題は、給食への挑戦。

自分たちで作ったカレー。
給食で食べるカレー。

美味しいのは、どっち?


いざ勝負!


美味しさは、単純に味の問題ではない。
自分で作ることで、美味しさは変化する。


材料を切る。
煮込む。
出来上がりを待つ。
みんなで食す。


食材が料理、カレーになるまでの過程、そのすべてに関わる調理実習。


それに対して、給食は作られたものを配膳して食するだけ。
給食はプロが作ったカレー。
味が美味しくて、当然。


実習で作るカレーは、自分たち4年生が作ったもの。
単純な「味」という面では、劣って当然。


作る過程を経たカレー。
作る過程は任せっきりのカレー。


どちらが美味しい。


勝負ではあっても、勝負ではない。


どんな味の違いを感じることができるか。

これが一番の課題になる。

縦割りキャンプで、班長・副班長として、さまざまな面で2年生や3年生を率いる4年生。
食事作りのプログラムも組まれている。
そこでも、4年生として下級生にリーダーシップを発揮しなければならない。

実際のキャンプでは、羽釜での炊飯を企画。
カレー作りではありませんが、調理を経験することで、リーダシップを発揮するために大きな糧となるはず。

家庭科の授業のお手伝い。
調理という体験を通じて、さまざまな情報を学ぶ。
それだから、情報科として関わりを深く持ち続けている。

2つの教科の関わりではなく、キャンプという総合的な学習とも、宿泊行事としての特別活動としてへの関わりを意識する。
リーダーシップを発揮するための経験、と考えれば、4年生にとっては大きな意義をもつ活動になる。

そういう認識を強く持たせて、調理実習を進める。

家庭科という教科の、単なる調理実習に留まらない。
そこには、教科という枠ではとらえきれないさまざまな学びが隠されている。

教科の枠組みにこだわりを持たない。


それは、教科学習という意識ではなく、子どもたちが学べることを最大限に引き出すということ。
家庭科だから何々をしなければならない、ではない。
家庭科が出したカレーの調理実習というテーマから、子どもたちになにを学ばせるかということ。

この教科は、これをやらなければならない。


教科にとって、固有の学びはあるだろう。
それとは別に、視点を変えて同じ授業を眺めてみれば、そこに内包する多くの学びを掘り起こすことができる。

教科に留まっていては、そういう視角は見えてこない。
教科ではなく、子どもたちの学び、というもっとも重要な視点を重視することで、初めて隠された学びを見つけ出すことができる。


これこそが情報科な日々が目指す学び。
そして、情報科ではなく「メディアセンター」として進めていくべき学び。


本日の課題。

「給食への挑戦」

偶然、給食と調理実習のメニューが重なっただけ。
重なったから調理実習のメニューを変更するのではなく、重なった偶然には、そこから学びを進めるべき必然が隠されている。
その偶然が起こったのは、偶然に向かうなんらかの力学が働いている。

その力を上手く使いこなすことができれば、学びは広がるはず。
学びを広げるためには、あえて同じメニューを選ぶ。
そういう選択肢があっても良いはず。


学びを広げる。

広げるための力は、我々が生み出していかなければならない。
学びを広げないと、勉強として耐えることにしかならない。

楽しく学ぶ。

そのためには、学びを拡散する力が必要だと信じている。