グローバルエクスカーションな家庭科。

投稿日:

2013年6月27日。
今日は、特別な特別なグローバルエクスカーションな家庭科の授業。

社会科で作ってきたグローバルエクスカーション単元の家庭科での展開。

グローバルエクスカーションは、5泊6日程度の自然体験プログラム。
今年のコースは、北海道、小笠原、四万十川、沖縄の4つ。
子どもたちは、原則として、自分が希望するコースを選んで参加する。


旅行者としての体験。

短期的な体験プログラムの特徴は、行って来るということ。
つまり、滞在ではあっても、居住ではない。

グローバルエクスカーションで訪れる場所のすべてを、子どもたちに考えて欲しい。
自分が参加するコースだけでなく、友だちが参加するコースも深く意識して欲しい。

社会科の地理学習。
実際に訪れるフィールドがあるのに、そこを活用しない手はない。

地域に特徴的な暮らし。
沖縄と北海道を比べたり、気候などで特徴のある地域の暮らしを学ぶ単元がある。
そこに、グローバルエクスカーションを放り込んでみた。

ただ放り込んでも面白くない。
訪問先とは違った意識を持たせたい。

そこで思いついたキーワードが、「住む」。

グローバルエクスカーションのコースで「住む」ならば、どこが良いか。

グローバルエクスカーションでもっとも参加数が多いコースは、小笠原。
「住む」になっても変わらない?
それとも、変わる?

自分が住みたいと考えたグローバルエクスカーションのコース。
その理由をあげて、説明する。
プレゼンテーションを行い、「住む」場としての魅力をみんなに知らせる。

家庭科と密接に関わる住環境の学び。
その点から、家庭科の時間を使って、理由調べ。
その前には、読書の時間で、検索を図書館で学んで、理由調べ。


今日は、明日に控えたプレゼンテーション大会のため、理由調べを進めました。

小笠原はグローバルエクスカーションとしては、大人気。
反面、「住む」では、なかなか手が上がらない。

なぜ住むとしたら、北海道?
なぜ住むとしたら、四万十川?
なぜ住むとしたら、沖縄?
そして、なぜ住むとしたら、小笠原。

自分の「住む」として選んだ場所の「なぜ」を明確にする。
それを4人ほどのグループで、プレゼンテーションができる状態に仕上げていく。
4人程度のグループで、あれやこれやと調べては話し合う。
それを繰り返して、プレゼンテーションの原稿を作成する。


この単元の魅力は、フィールドからの学びの事前学習になること。
そして、さまざまな教科、社会科、読書科、家庭科、情報科という複数の教科が関わること。


グローバルエクスカーションというテーマに基づいて、いろいろな教科が力を合わせる。
これこそが「メディア科目」にほかならない。


机上の空論に終わらない。
「住む」と選んだ場所とは違っても、必ずどこかのフィールドは訪れる。
訪問先は必ず、誰かが住みたいと考える。

だから、自分の参加するグローバルエクスカーションのコースのプレゼンテーションを、必ず聞くことができる。

訪れる。
住む。

この違いに注目しながら、夏休みフィールドへと飛び出していく。

まとめはあっても、事前学習がなかったグローバルエクスカーション。
コースごとそれぞれに事前学習はあっても、それを全員が共有することはなかった。
苦節10年。
やっとここまでたどり着いた。

あとは120名での展開や、内容の厚みを少しずつ深める。

行事としてのグローバルエクスカーションを学び場にする。
6年生の関西方面フィールドワークも同じ。

これまでは行事にとどまっていたものを、知的な活動として活用する試み。