コラボレーションから「メディアセンター科目」へ

学びの基本は、教科。
教科という枠組みによって、学びが縛られる。

それを超えるためのコラボレーションというと発想。
教科と教科が、互いの長所を寄せ合って授業を作る。

コラボレーションという発想は、既存の教科を生かしながら、新しい学びを生み出すための方法論。


これでは、まだ足りない!


教科というこれまでと同じ概念に縛られていることに、何ら変化がない。
新しい学びを作り出すためには、新しい枠組みの提唱が不可欠だ。


新しい学び。
新しい学校。


そのために、「メディアセンター科目」が作られるべきだと考えている。

教科という既成の枠組みを超越する。

教科と教科が協力するのではなく、融合したものを新しい形とする。
枠組みの転換。
既成概念の転換。


テーマに則して、新しい枠組みをその都度、作り出していく。
そこに既成の教科の枠組みから見た学びを割り振る。


テーマに合わせて、既存の教科が、もっとも得意とする部分を担当する。

複数の教科の寄り合い所帯。


これまでの概念に合わせて説明すれば、こう言い方になるだろう。
文科省から教えるべきと言われたから教える、のではなく、自分たちが子どもたちに身につけて欲しいと思うことを進める。


初等教育は、それ自体が「総合」であるべきだと考える。

未分化な子どもたちに、個別細分化が著しい分野ごとの学びにつながる教科という学びは適さない。
だからこそ、初等教員免許は、全科として存在する。

その意味を、もっと授業に生かすべきではなかろうか。

分断された学びより、統合化された学びを進めるべきではなかろうか。

そう考えて「メディアセンター構想」を提案したのは、2008年。
2013年4月になって、メディアセンターは動き始めた。


提案から、早くも5年。
やっと動き始めたにすぎない。

これからの課題は大きくのしかかるが、進めていかなければならない。