2012年2月17日、4年生の家庭科と情報科な日々のコラボレーション。
食育カルタの作成が課題。
読み札が既に完成。
大きな課題が、絵札。
絵札がなかなか終わらない。
こちらは頭の中に「なぜ」という思いが強くなる。
子どもたちが、絵を描くのは大好き。
キッドピクスを使うのは、1年生。
4年生でもキッドピクスは、大好き。
好きなものが並んでいるはずなのに、なぜかなかなか描けない。
描いたものを見てみても、読み札が表現されていない。
言葉を絵に変換するという行為は、4年生には敷居が高すぎるとということだろうか。
文字をイメージでとらえること。
文章読解力には、欠かすことのできない力だと考えている。
文章を自分なりのイメージで構成し直すという行為自体が、文章読解であるとさえ考えている。
自分の中でイメージ化したテキストを、絵として表現する。
文章を読むという行為が、日常化し習慣化していれば、発達段階に関わりなく可能なことだと考える。
今回の課題は、文章も自分で作るということ。
自分で作った文章を、自分で絵で描くという課題。
自分で考えた読み札の文章を、イメージ化して絵として描くという課題。
これが、なかなかできないと言うことは、かなり問題が大きいような気がしてならない。
まずは、文章読解力の問題。
テキストを理解するとき、自分としてのイメージとしてとらえようという行為が習慣化していない。
これでは、文章を読み解くという行為が、知的な活動として存在せず、「文字面」を追いかけているだになってしまう。
どのように文章を読み解いているのか、と疑問に思われてしまう。
次に、文章を作ると言うことへの問題。
文章を作るときに、自分のイメージを明確にしていないと言うことになる。
イメージが膨らまないにも関わらず、テキスト化できるということは、テキストをテキストとして表現いるということ。
テキストのコンテンツは理解できていても、コンテクストまでは理解が及んでいないと言うこと。
これでは、文章を構成するという行為が、知的な活動として存在せず、「文字面」を追いかけているだになってしまう。
子どもたちの方が、イメージ化するという作業は得意なはず。
さまざまなものに先入観を抱いてしまう大人に比べて、純粋な心でイメージ化して物事をとらえることができるのが子ども。
絵本の世界は、どのように理解されているのだろうか。
大人の絵本もあるけれど、子どもたちにとって絵本は重要な意味を持っている。
文字を絵で表現し、絵のイメージから文章を想像する絵本。
これを読むという経験を、あまり発達していないと言うことだろうか。
絵本の読み聞かせ。
この過程の中で、文字をイメージとしてとらえるという活動が行われている。
それが習慣化していれば、文字をイメージでとらえ、絵として描くことは、決してこんなこととは思えない。
今回の課題。
4年生の家庭科と情報科な日々のコラボレーションで展開した「食育カルタ」の作成。
本を読む。
文章を読む。
これらの行為ができれば、決して困難な課題ではないと予想していた。
それにも関わらず、読み札を絵札に変換するという行為は、子どもたちにとって非常に高いハードルであることが明らかになった。
4年生という発達段階の問題であろうか。
それとも、僕自身の「読解力」ということに対する先入観に問題があったのだろうか。
いろいろな課題が見つかった「食育カルタ」の作成。
4年生の家庭科と情報科な日々のコラボレーションを通じて、言葉の力をどのように育てていくべきかという教科の枠を越える課題を見出すことができたと考える。

